投資アドバイザーと金融機関の選択(2)
良きアドバイザーとは
良いアドバイザーを探すことは大事なことです。金融知識のあるアドバイザー以外には、どのようなアドバイザーを選べばいいのでしょうか。
一概には言えないのですが、過去に運用経験のあるアドバイザーのほうが好ましいと言えます。実際に運用の経験があれば、常に収益を上げるということの困難さを分かっていると思われるからです。
つなり、運用者であった者は、通常であれば必ず運用に失敗した経験を持っています。そういった人間は、顧客が損を抱えたときの苦しみも分かるので、顧客にアドバイスするときも、より慎重にしてくれるでしょう。
もちろん、なかには運用経験者でも慎重でないアドバイザーもいるでしょうが、それは投資や商品知識を持っているかどうかの兼ね合いから判断するようにしましょう。
ファイナンシャルアドバイザーとかファイナンシャルプランナーなどの資格や肩書きが書かれた金融機関の人間の名刺を目にすることがありますが、それそのものが良いアドバイザーと同じではないということに注意しましょう。
確かに、その資格を取得するために勉強はしたと思いますが、その人間のキャリアがどのようなものなのかを確認したほうがいいでしょう。そして、アドバイスが適格かどうかを総合的に判断するべきです。
アドバイザー自身が言い訳を並べ立てて、運用成績の悪さを弁護しようとするならば、その人はアドバイザーとして失格です。
投資家自身は投資の結果は全て自己責任であることを心得て投資を行っているので、アドバイザーの言い訳を聞いてもどうしようもありません。それよりも、投資家の次のニーズを聞き、新たな投資計画を立ててくれるようなアドバイザーでなければ役には立ってくれません。
投資家にとって投資のタイミングは重要です。投資対象についての資料を求めてもなかなか送ってこないような金融機関は、そういった投資のタイミングを失うばかりか、投資意欲を損ないます。そういう金融機関は避けたほうが賢明と言えます。