外債投資の手続きと税金(2)
償還金・途中売却
償還金は円で受け取っても外貨のまま受け取っても大丈夫です。外貨で受け取る場合は、証券会社が銀行の自己の外貨預金口座に送金してくれます。手数料についてはあらかじめ確認しておいたほうがいいでしょう。
また、この場合の手数料は、利息・償還金から差し引かれることになります。一般的に、償還金の受け取りは、原則として翌営業日としていますが、証券会社の手続きや現地での休日・時差の関係などで多少ずれることがあります。
保有している外債を途中売却したい場合は、証券会社に額面いくら分(外貨表示)を売却したいか連絡すれば手続きが行われ、売却できた日より四営業日目以降に代金の受け渡しが行われます。
この場合、大切な事は外債の市場価格と為替レートのチェックです。購入時の価格と為替レートは基本的には違いますので証券会社に売却の依頼をする前に、その時点での市場価格と為替レートを目安として聞き、購入時のコストとの比較をすることが必要です。
また、参考資料として、外債購入時に金利水準と為替相場の変動がもたらす収益の変化表を、証券会社に依頼して入手しておくといいでしょう。
国内債券と同じく、利息については20%の源泉分離課税となります。利付き債券の場合は、償還前に売却して得られた利益に関しては非課税ですが、償還差益や為替差益については雑所得とみなされ、総合課税の対象となります。