国内と海外の金融商品
株式市場の低迷
日本国内だけでも、貯蓄性の高いものから相場変動に大きく左右されるものまで、円建ての金融商品はたくさんあります。ですが国内では、貯蓄性の高い金融商品は、どの金融機関でもその金利差はあまりありません。
また、利回りで大幅な上昇が見込めるはずの「株式型の投信(投資信託)」についても、近年のような低迷する株式市場では魅力がありません。もっと言うと、日本の株式市場の健全性が問われる現在、大切な資金をそうした投信に託すことに疑問を感じます。
しかし、いつまでも低金利が続くとは言い切れませんし、株式市場の低迷もその状態が続くわけではありません。ただ、そうなった場合は、また国内中心の投資に切り換えればよいということになります。
外貨建て投資
世界中の金融商品が投資対象というのは言いすぎですが、金融・証券市場がある国に目を向けると、多くの投資対象があることも事実です。つまり、ドルなど外貨建て投資を行えば、投資の選択肢が大いに広がります。株式市場や債券市場ばかりでなく、外国ファンドへの投資もできるようになります。
ですが、アジアや中南米などの新成長市場への投資は、あまりお勧めできません。前は、こうした市場の株価の上昇率が先進国を上回って、脚光を浴びたことがありました。
しかし、1997年のタイ・バーツの通貨危機に端を発したアジアの通貨混乱や経済危機が各国の株価を暴落させたことを考慮すると、そうした市場への投資は危険であると言えるでしょう。