外債投資のポイント(2)
インカムゲインとキャピタルゲイン
インカムゲインとは外債を保有することで、得られる利息であり、キャピタルゲインとは外債そのものの値上がり益のことを言います。目的意識としてどちらのゲインを中心に外債投資を行うかを考えることが必要です。
インカムを狙うのであれば、当然利率の高い外債に投資し、償還日まで保有し続けることが一般的です。キャピタルゲインを狙うのであれば、保有期間中の債券そのものの値上がりを狙い、途中売却を常に考えての運用になります。
実はこの債券そのものの値上がりを狙う外債投資にこそ、外債投資のダイナミズムがあります。外債投資を行う以上、この外債の値上がりと為替差益が得られれば運用利回りは格段に上がります。
キャピタルゲインを狙うには、何を予測すればいいのかというと、それは投資対象となる外債の国の金利動向です。もしアメリカ債に投資するのなら、景気に陰りが出ないかどうかなど、将来の景気動向を予測しながらFRB(米連銀)の金融政策を追うことが必要です。
金利が上がれば債券価格は下がり、金利が下がれば債券価格は上がるのが債券の特徴です。米国債に投資し、金利が下がって米国債の価格が上がれば、キャピタルゲインを得ることになります。そして、ここで為替差益が出ていれば、この外債投資は成功したことになります。
また、為替変動の対応策ですが、先物為替予約ができるかどうかは外債投資では大切なことなので、外債投資を行うときにはこのことを証券会社に確認しましょう。
ただし、再度外貨建て投資をする目的があれば、外貨のまま銀行の外貨預金口座に送金しておくか外貨MMFに振り替えておくのもいいでしょう。