外債投資のポイント
外債の分散購入
外債は、投資しようと思う資金の全額ではなく、何回かに分けて投資するほうが無難です。なぜなら、外債を購入する外貨を最安値で購入するのが困難だからです。また、購入資金を分散しておけば、そのあとの為替相場の展開を見ながら追加購入することもできます。
もちろん、一度で外貨を購入し、結果としてその時点が外債の購入日までに外貨の最安値だったということもあるかもしれません。ですが、それはたまたまそうなっただけで、実際にはそういうことはないと言えます。
外債を購入しようと思ったら、投資金額を何回かに分けて外貨を購入して、外貨普通預金などにプールしておき、その外貨を外債動向を見ながら外債購入資金に充てた方がいいでしょう。
投資する期間
また、資金をどれだけの期間投資できるかが大切です。途中売却する可能性があるなら、債券市場が確立している既発債を買ったほうがいいでしょう。
信用リスクのことも考えておくことが必要です。格付け機関の格付けは、一応の目安です。特に民間企業の発行する外債では、投資の時点では高い格付けを取得していたとしても、発行体である企業の財務内容が後に急変することもあり得ます。
そういう意味では、基本的に先進国の国債や政府保証債への投資が望ましいでしょう。米国債、ドイツ国債なら信用リスクも低く、債券価格も常時公表されており、途中売却も債券価格動向を見ながらできます。いくら利率が高くても、信用リスクや売却時の価格が不透明では安心して運用することができません。