外貨預金で知ること(2)
先物為替予約について
外貨定期預金に預け入れるときに、先物為替予約という手法を利用すれば、為替リスクを避けることができます。ですが、理論的には「直先スプレッド」(スワップレート)の分が内外金利差に相当するので、外貨建て投資をする意味がなくなります。
もちろん、発行体のリスクが高ければ必ずしもそうはなりませんが、そういう例外は別として一般的には投資の意味がありません。
そのため、外貨定期預金への預け入れと同時に先物為替予約で為替リスクを回避したのでは利回りアップを目的としての外貨預金の意味を持たないことになります。また、TTSとTTBの差額を考えると、通常は、ある一定の以上の為替差益がなければ、外貨預金の高金利の恩恵を受けれません。
そのため、外貨預金をする場合、当然、先物為替予約できる銀行を選ぶ必要があるのと同時に、外貨定期預金に預け入れるときだけでなく、預け入れ期間中も先物為替予約ができる銀行を選択しなければいけません。
つまり、預け入れ時点よりも円安になったとき、先物為替予約で一定の収益を確保できる銀行を選ぶ必要があります。最悪の場合、歴史的な出来事などが起こり、円高が長期に続くことも考えられますので、急遽、為替予約を行う必要が起こるかもしれません。
シティバンクなどは、預け入れ期間中でも先物為替予約を受け付けています。外貨預金を行う前に、一回銀行に問い合わせてみましょう。なかには先物為替予約自体を受け入れない銀行もあるようですし、一般的に普通預金では為替予約を受け入れていないようです。