外貨預金・外債の金利格差
安全性・収益性
金融商品を選ぶには、「安全性(リスクが少ないこと)」「収益性(利回り)」に注目します。大切な資金を預金、投資・運用するので安全性は重要と言えます。この安全性と収益性の両面から、金利格差の意味を国内預金と外貨預金を交えつつ、説明していきましょう。
今、仮に年1%の国内定期預金(円預金)と年5%の外貨定期預金があったとします。税金やその他の手数料を無視すると、どちらが収益性が高くなるでしょうか。それは、外貨預金には国内預金にはない為替リスクがあるため、収益性のみならず安全性まで考えると、スタートの段階ではどちらも同じだと言えます。
つまり、外貨預金の為替リスクを「先物為替予約(先の期日で外貨を売る為替予約)」という方法で回避すると、金利差の4%分が0%になり、国内預金の利率と結局は同じになってしまうからです。
外貨預金を始めるにあたって
しかし、これはあくまでも理論であり、実際には0%に近づくか、場合によってはマイナスになることもあります。近頃は仕事上為替業務に関係ない人でも為替予約をするケースが徐々に増えています。そのため、一般の個人でも為替予約は知っておいても損はありません。
外貨預金を始めるにあたっては、金利格差と為替差益を加えて利回りを向上させるという前向きな気持ちで臨む必要があります。プラスで考えると、外貨資金では金利格差分だけ為替の変動に耐えられることになります。
また、例えば出し入れ自由の外貨普通預金であれば、為替そのものの変動を活かして利回り向上を図ることもできます。外貨預金の外貨をそのまま将来使うなら、為替の変動は関係ないので金利差を100%活かす事ができます。