3種類の外債
外貨建て外債
利払いや償還金が外貨で支払われるか、円貨で支払われるかによって通常、外債は3種類に分類されます。まずは為替リスクの高い「外貨建て外債」。これは、いわゆる外債のことで、利払いも償還金も全部外貨で支払われるので、償還時に為替変動の影響を強く受けます。
購入時よりも償還時点で円高・外貨安になっていれば為替差損になり、円安・外貨高になれば為替差益が最も出るのがこの外債です。
デュアルカレンシー債
外貨建て外債の為替リスクがあまりにも高いので、そのリスクを軽減しようとして生まれたのがデュアルカレンシー債です。これは、額面が円建てで表示されており、その額面に対して利息が支払われるので、利払いは円貨で行われます。そのため、この利息に対しての為替リスクは存在しません。
ですが、償還金は外貨で支払われるので、それについては為替リスクが生じることになります。その仕組みは、募集する時点で既に償還時の為替レートが決められており、円貨の額面金額をこの為替レートで割れば、償還時に受け取る外貨額が算出できます。
リバースデュアルカレンシー債
リバースデュアルカレンシー債とは、デュアルカレンシー債よりもいっそう、為替リスクが軽減された外債です。円貨で購入代金を払い込み、償還金も円貨で払い戻され、利息だけが外貨で支払われるため、外貨の部分が外債やデュアルカレンシー債よりも少なくなります。
リバースとは「逆の」という意味で、デュアルカレンシー債と逆ということになります。すなわち、償還時と利払い時の支払い通貨が逆になっているところから付けられたものです。